またまた哲学的認識と政治的実践の問題について

人を非難するのに匿名でやれっていう批判は初めて受けたよ。
普通はその逆で、匿名批判は卑怯だ、っていうのをよく聞くのに。
はてなダイアリーを始めたのはたまたまです。
そしたら注目エントリーで東氏VS常野氏の事件を見つけて、これは常日頃考えていた問題だったので、コメント&日記に書きました。
稲葉氏等を非難するためにわざわざそんなめんどくさいことするか。

現代思想2008年12月臨時増刊号 総特集=メルロ=ポンティ 身体論の深化と拡張

現代思想2008年12月臨時増刊号 総特集=メルロ=ポンティ 身体論の深化と拡張

宇野氏の論文がメルロ=ポンティの政治哲学を扱っているかなと期待したけど、実態はクロード・ルフォールの紹介で終わっていて残念だった。

メルロ−ポンティは「身体」の哲学から「肉」の哲学に移行することによって、共産党スターリン主義に対する立場を変えたということを聞くので、哲学的認識と政治的実践の関係性がここ数年のテーマである自分としては、現象学が理解できないし興味もわかなくても、メルロ−ポンティは気になる存在だったのだが、この論文では彼の「肉の哲学」というのが何なのか結局説明がなかったなぁ。
だから核心部分には迫っていないという印象。

哲学的認識と政治的実践がリンクするということがありえるのか、個人的には肯定的な回答を期待しているのだけど、ローティの言い分もわかる自分としては懐疑的な部分もある。

金田氏の本でも今度読んでみるか。

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昨日NHKでやってる爆笑問題の学問?とかいう番組に姜尚中が出ていたのでボーっとみていたら、背景に「コーネル・ウエスト来日!」っていうポスターがあってびっくりした。

調べてみたら今年の5月に来日していたのね。
何でブログ界隈で誰も話題にしないんだよー!
絶対聞きに行ったのにー!